新しいわたし

18時出勤のバイトまで大学で暇をつぶすことにももう慣れた今日、上京してから半年以上経ったことにふと気づきました。明日から発売になる、クリスマス期間限定の新作は今日試飲できると店長が言ってたような記憶があるので、なんだか楽しみです。

そういえば先週入った新人の、新人といっても1つ上の斎藤くんに今日、大学でばったり会いました。同じ大学とは聞いていたけれど、まさか偶然会えるとは思わなかったので、びっくりです。

彼は法学部の2年生で、大学の近くの実家に暮らしています。すらっとした体型、薄顔でこげ茶の髪、一見クールに見えますが、たまに見せる笑顔は小さい子供のようで、、、って私はなんでこんなに斎藤くんの話をしているのでしょうか(笑)

地元の友達に「東京で彼氏を作る!」と告げてきたのに、いまだにできずにいる自分に焦っているからのようにも思えるし、文学部の男女比が3:7であるからとも思えるし、今日話した異性は大学の教授だけだからというようにも思えます。ただ、今日偶然斎藤くんと会ったときのこと、鮮明に覚えているのです。

3限で授業が終わってから18時のバイトまで、図書館で読書をするのが日課なのですが、今日はたまたま課題が終わっていなかったので空き教室で勉強をしていました。少し脱線しますが、東京は想像以上に雑多で時々疲れてしまいます。

だから一人になれる夕方の空き教室がどことなく好きです。そして、ノートパソコンとレジュメの音が響く教室に、斎藤くんが現れたのです。「え!偶然!」と思わず私が驚くと「偶然ですね、このあとここで授業だよ。」と、バイトの後輩としての敬語と大学の先輩としてのため口を交えて彼が答えました。

それにしても4限が始まるまでに時間があるなと思ったのですが、どうやらいつも授業前に自習をしているらしいのです。私の斜め前に座って自習をし始めた彼の後ろ姿を少し見て、なんだか不思議な気持ちになりました。

同じ大学を選んで、同じバイト先を選んで、同じ教室を選ぶことってかなりの奇跡だと。まだ大学1年生だけれど、これから卒業まで、いや、その後もこんな奇跡の連続が続いて人と出会い別れていくのだと思うと、今このときが愛おしく思えてきたのです。

キャラメルモカフラペチーノの作り方や掃除用具置き場を教えていただけのわたしに、斎藤くんは新しいわたしを教えてくれました。

さてと、ひとまず今日の日記はここまでにして、バイトに行ってきます。試飲、楽しみです。